診療報酬改正アンケート結果の発表


2002年4月に行いました診療報酬改正影響調査のアンケート結果をグラフ化して発表します。

注意
この調査はインターネット上における匿名のものであり、母集団もそれほど多くないため、現在の透析における本来の姿を映しているとは限りません。正確な統計データとしてではなく、ひとつの目安としてお考えください。

アンケート参加者総数
患者37(69.8%)
スタッフ16(30.2%)
合計53

1.診療報酬改正における透析への影響(複数回答)

患者 スタッフ 合計
食事自己負担 34 13 47
透析時間短縮
影響なし
その他の影響
物品変更
検査減少
賃金カット
経費節約
(−部分については、設問なし)

2.食事加算廃止について

患者 スタッフ 合計
賛成 13 21
減額 20 28
反対


【発行人雑感】
この結果を見ると、実に9割近くの人が、食事自己負担があると答えています。影響なしと答えた人の透析機台数を見ると、患者側が15、16、35となっています。しかし、35の施設では、以前より仕出し弁当を実費で申し込むシステムだったため、実質的には食事自己負担ありと考えてよいでしょう。スタッフ側では12、20、42と、比較的小規模な施設が多いような感じがあります。透析時間短縮は患者側で1、物品の変更はスタッフ側で2、検査減少はスタッフ側で1(患者側では調査しておりません)となっております。これらの結果が即、透析の質の低下につながるとは言えませんが、ある程度参考になるものと思います。これらの結果からも、今のところ、それほど大きな影響は出てきてはいないようです。スタッフ側で調査した経費節約や賃金カットについても、それぞれ4、2と、働く方にも多少影響は出てきているようです。

食事加算廃止については、以外にも反対が全体で4と、1割にも満たない結果となりました。内訳で見ていくと、反対はすべて患者側で、スタッフ側は0でした。賛成は患者側13、スタッフ側8で、減額が患者側20、スタッフ側8という結果でした。9割を越える人が食事にお金を払うことに対して容認していることを示しています。



アンケートへご協力頂いた皆さん、ありがとうございました。

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